クルマと路面をつなぐ唯一のパーツ「タイヤ」を正しく接地するための4輪ホイールアライメント 。「走る」「曲がる」「止まる」というクルマの3大要素。この能力を高めるために、カーメーカーのエンジニアは日々エンジンやサスペンション、ブレーキなどの性能を向上させるよう努力しています。
その性能はすべて4つのタイヤが路面にコンタクトすることによって発揮されます。クルマと路面をつなぐ唯一のパーツであるタイヤ。クルマの持つポテンシャルを活かすのはタイヤを正しく接地させることが大切です。
「タイヤを正しく地面に接地させる」こと。ホイールアライメント調整の最大の目的です。タイヤが歪んだ姿勢(=アライメント)で接地していては、その能力をフルに発揮できません。ホイールアライメント調整は、4本のタイヤを正しく接地させるための必須項目です。
1990年から常に最新のアライメントテスターを導入しつづけ、インポートカーを中心としたアライメント調整のノウハウを磨いてきました。近年増えてきた複雑なサスペンションシステムを持つクルマからヴィンテージカーなど。24インチを超えるラグジュアリーホイール装着車からレース車両まで。クロスロード小山は、理想のホイールアライメントを実現するお手伝いをいたします。
『車はエンジンによって走るのではなく、サスペンションで走るもの』ともいわれます。いくら高性能なエンジンを搭載した車両でも、不完全な足廻りでは満足な走りは期待できません。さまざまな角度から構成されるホイールアライメント。直進安定性やハンドル操作の軽減、タイヤの異常磨耗防止など、それぞれのアライメントは重要な役割をもっています。
当店の作業 | 一般カーショップ | |
調整前 試運転 | 〇 | × |
タイヤ点検(エア、偏磨耗) | 〇 | 〇 |
ブッシュ・ボールジョイントがた点検 | 〇 | × |
タイロッドなどのロッド調整 | 〇 | 〇 |
偏心カムボルト調整 | 〇 | 〇 |
シム調整 | 〇 | × |
調整用ボルト交換 | 〇 | × |
取付ボルト遊びによる調整 | 〇 | × |
調整前後の試運転 | 〇 | × |
調整レポートの提示・説明 | 〇 | 〇 |
車両を試運転して気が付くことは多くあります。車両の流れ、ハンドルのとられ、振動、タイヤからの異音など。当店では調整前後の試運転を重視して、不具合を確実に直してお渡しできるように心がけています。
またアライメント調整で大切なのは『正しく測定すること』です。高額なホイールアライメントテスターを用いても、車両にセットする仕方ひとつで測定値がずれてしまう事もあります。経験やスキルで左右される部分です。長年作業を重ねてきたクロスロード小山のメカニックにるアライメント測定・調整はとても正確です。
下回り点検・ロードテスト \2.200〜
アライメント測定 \6,600〜
フロント調整 \14,300〜
リヤ調整 \8,800〜
(税込)
※車種により料金が変わります。上記は一般的な国産車を例としています。輸入車などは別料金ですので、詳しくはお問合せください。
測定・調整後にはレポートを差し上げます。データは専門的で難解な数値もありますが、出来るだけ分かり易いようにご説明しています。
メーカー設計者の考え方などにより、車種ごとに適正とされるアライメント数値が設定されています。これは純正状態で基準となる数値です。生産時にはこれに合わされていることになっていますが、全車正確な4輪ホイールアライメントテスターでチェックされている訳ではないようです。許容範囲も設定されているため調整余地が残されている車も多くあります。
輸入車の中には本国仕様(右側通行)のアライメントデータになっている車両があり、これを日本国内(左側通行)で走行させると異常に左に流れていくというトラブルがよくみられます。当然の結果でもありますが、クロスロード小山ではこれを仕方なしとは考えません。クルマに合ったセッティングをして理想の走りに近づける努力をしています。
サスペンションの変更でもアライメント角度は簡単に変化します。見た目は希望通りになっても流れが発生したり、タイヤが偏摩耗するなどの症状が発生する場合がありますので、変更を考慮した調整が必要です。
アライメントの3大要素であるキャンバー、キャスター、トーの数値は調整できたけれど、いまひとつ走りが安定しない。こんな声も聞かれます。ただ左右同数値にすれば良いとは限りません。クロスロード小山では、試行錯誤しながら作業することによって得られたノウハウをもって調整を行っています。
☆ステアリングを放すと右(左)へ車が流れる。
☆車両が流れていく(左右どちらかに寄っていく感じ)。
☆タイヤの片減り(外減り・内減り・段減りなど)
☆直進性が悪い(ワダチをひろいやすい、左右へ落ち着かない)
☆車高を下げたまま(ダウンスプリング、車高調サスを組んだ)
☆ステアリング重さ違和感(左右差がある、途中から変に軽い)
☆縁石にタイヤをぶつけてハンドル位置がずれた
これらの症状はアライメント数値が不適切な可能性があります。まずは、お電話またはEメールでお問い合わせ下さい。症状をお伺いしてご相談させていただきます。実際にお車でご来店くだされば、より詳しくご相談させていただきます。
アライメント測定に使用するテスターは、ドイツBeissbarth(バイスバース)社製のマイクロライン5000。各車輪に取り付けられる測定センサーヘッド間の通信には、電波式ワイヤレスシステムを採用しています。センサーヘッドには赤外線CCDカメラを8箇所に搭載。エレクトリックターンテーブルとともに高精度な測定結果を実現します。
タホやサバーバン、アストロの1部車種はフレーム側の加工が必要です。今までにアライメントアッパーアーム部の調整をしたことがない場合は調整前にチェックが必要です。状態によっては調整前に加工をして偏芯カムが有効になるようにします。
☆加工して調整した例 クロスロード実例ブログ
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